Appearance
テーマ:ShopifyとBASEとSTORESを比較!本当に安いのはどれ?(2025年最新版)
ECサイト(ネットショップ)を開設しようと考えたとき、多くの事業者が直面するのが「どのプラットフォームを選ぶべきか」という悩みです。特に、国内で人気の高い「BASE(ベイス)」「STORES(ストアーズ)」、そして世界シェアNo.1の「Shopify(ショッピファイ)」の3社は、それぞれ異なる料金体系や特徴を持っています。
「初期費用無料だからBASEが安心」「本格的にやるならShopify」など、様々な情報が飛び交っていますが、料金改定が続いた現在、実際に運営を続ける中で「本当に安い」のはどのサービスなのでしょうか?
この記事では、初期費用、最新の月額費用、決済手数料など、あらゆるコストを徹底比較し、あなたの事業規模に最適なプラットフォーム選びをサポートします。
3大ECプラットフォームの基本特徴
まずは、今回比較する3つのサービスの立ち位置を整理しましょう。
BASE(ベイス)
「ネットショップ作成が30秒で」というキャッチコピーでおなじみの国内サービス。初期費用・月額費用が無料で始められる手軽さが最大の特徴です。専門知識がなくてもスマホ一つで直感的にショップを開設でき、アプリ「BASE」からの集客が見込めるのが独自の強みです。STORES(ストアーズ)
BASEと同様に初期費用・月額費用無料のフリープランを持つ国内サービスですが、有料プランに切り替えることで決済手数料を大幅に下げられる点が強みです。実店舗との連携(POSレジ)機能も充実しており、オンラインとオフラインの両方を運営する店舗にも選ばれています。Shopify(ショッピファイ)
カナダ発、世界175カ国以上で利用されている世界シェアNo.1のECプラットフォームです。月額費用はかかりますが、決済手数料が業界最安水準であることが特徴。越境EC(海外販売)への対応力や、数千種類のアプリによる拡張性の高さは他を圧倒しており、個人から大企業まで幅広く利用されています。
【徹底比較】2025年最新の料金プランと手数料
「安さ」を判断するためには、目に見える「月額費用」だけでなく、売れるたびにかかる「決済手数料」や「振込手数料」を含めたトータルコストを見る必要があります。
BASEの料金体系
BASEには主に2つのプランがあります。
- スタンダードプラン:
- 初期費用・月額費用: 0円
- 手数料: 6.6% + 40円(決済手数料3.6% + 40円 + サービス利用料3%)
- 固定費はゼロですが、売れたときの手数料は業界内でも高めの設定です。
- グロースプラン:
- 月額費用: 19,980円(月払い) / 16,580円(年払い月換算)
- 決済手数料: 2.9%
- 価格改定があり月額費用は高めですが、決済手数料が安いため月200万を超えるレベルであれば候補に上がります。
STORESの料金体系
STORESもシンプルに2つのプランで構成されています。
- フリープラン:
- 初期・月額: 0円
- 決済手数料: 5.5%
- ベーシックプラン:
- 月額費用: 3,480円(月払い) / 2,980円(年払い月換算)
- 決済手数料: 3.6%
- BASEのスタンダードプランと比較すると、手数料設定が非常に良心的です。
Shopifyの料金体系
Shopifyはサブスクリプション型ですが、現在は日本円価格が固定されています。
- ベーシックプラン:
月額費用: 4,850円(月払い) / 3,650円(年払い月換算)
決済手数料: 3.55%(Shopify ペイメント利用時・国内カード)
取引手数料: 0%
- Shopify Paymentsを使う場合は取引手数料が0%
- Shopify Payments以外(外部決済)を使うと、別途「外部決済取引手数料」が発生します(Basic 2%)。
月額費用はSTORESと大差ないレベルですが、決済手数料は優秀です。
シミュレーション:売上規模別「本当に安い」サービスは?
ここが最も重要なポイントです。BASEのグロースプランの値上げにより、以前とは「安さ」の基準が大きく変わっています。
ケースA:月商5万円 〜 10万円(副業・趣味レベル)
この段階では、固定費(月額費用)をかけないことが最優先です。
- BASE(スタンダード): 固定費0円。手数料は約4,000円〜8,000円程度。
- STORES(フリー): 固定費0円。手数料は5.5%なのでBASEより安く済みます。
- Shopify: 固定費だけで数千円かかるため、利益率を圧迫します。
ポイント: 月商10万円以下なら STORES(フリープラン) が最もコストパフォーマンスが良いでしょう。
ケースB:月商20万円 〜 30万円(小規模事業)
このあたりから、月額費用を払ってでも手数料を下げた方がお得になります。
- BASE(スタンダード): 手数料だけで月1.5万円〜2万円以上かかり始めます。かなり割高です。
- STORES(ベーシック): 月額約3,480円を払って手数料3.6%にする方が、トータルコストが安くなります。損益分岐点はこのあたりです。
- Shopify(ベーシック): 年払いにすれば月額3,650円。手数料3.55%なので、実はこの規模ですでにSTORESと並ぶ、あるいはそれ以上のコストメリットが出始めます。
ポイント: 月商20万円を超えたら STORES(ベーシック) または Shopify への切り替え推奨です。
ケースC:月商50万円 〜 100万円以上(本格的な事業)
- BASE(グロース): 月額約2万円の固定費がかかるため、手数料が2.9%と安くても、月商200〜300万円規模にならないとShopifyより安くなりません。
- Shopify: 月額わずか3,000〜4,000円台で、手数料3.55%です。月商50万円の場合、BASEグロースプランより毎月1万円以上利益が多く残ります。
ポイント: 本格的に売上を作るなら、コスト面では Shopify に軍配が上がります。
コスト以外の重要ポイント:機能と拡張性
「安さ」だけで選ぶと、後悔することになりかねません。コスト以外の決定的な違いも理解しておきましょう。
デザインの自由度
- BASE / STORES: テンプレートを選んでカスタマイズします。簡単でおしゃれですが、「もっとこうしたい」という細かい要望(ボタンの位置や特殊な動きなど)を実現するのは難しい場合があります。
- Shopify: 圧倒的な自由度があります。世界中のデザイナーが作ったテーマが利用でき、コード編集で独自のブランド世界観を完全に再現可能です。
集客・マーケティング機能
- BASE: なんといってもショッピングアプリ「BASE」からの流入が強力です。「ブランドのファン」ではなく「BASEを見て回っている人」に見つけてもらえるチャンスがあります。
- Shopify: Google検索やSNS広告との連携機能が非常に強力です。また、「定期購入」「ポイント機能」「LINE連携」など、必要な機能を「アプリ」として後から自由に追加できる拡張性は、他社にはない強みです。
入金サイクル
キャッシュフローも経営には重要です。
- BASE: 振込申請から10営業日(最短翌営業日のオプションあり)。
- STORES: 月末締め、翌月末払い(スピード振込オプションあり)。
- Shopify: 設定により最短で毎週金曜日など、週払いに近いサイクルで入金されます。
ポイント: 資金繰りの面ではShopifyとBASEが優秀です。
結論:あなたにおすすめのサービスはこれ!
最新の料金体系に基づく結論は以下の通りです。
1. とにかくリスクゼロで始めたい、月商15万円以下の人
👉 STORES(フリープラン) 初期費用・月額費用ゼロの中で、手数料が5.5%と最も安いです。まずはここで小さく始めるのが最も堅実です。
2. 手軽さを維持したいが、ある程度売れてきた(月商20〜30万円)
👉 STORES(ベーシックプラン) 月額約3,480円で手数料3.6%。操作も簡単で、日本国内向けのショップとしては非常にバランスが良いです。
3. 月商30万円以上を目指す、将来的に大きく育てたい人
👉 Shopify(ベーシックプラン) 以前は「Shopify=高い」というイメージがありましたが、BASEの値上げにより、現在は相対的に「安い」サービスになっています。 月額4,000円前後で手数料3.55%という低コストに加え、将来的に年商数千万円〜億を目指せる機能が最初から備わっています。
最後に
「ネットショップ 安い」という検索キーワードで探していると、目先の月額無料プランに惹かれがちです。しかし、ECサイト運営で本当に大切なのは「利益が手元にどれだけ残るか」です。
現在の料金体系では、売上が少しでも立つようであればShopifyのコストパフォーマンスが際立っています。 「最初は小さくSTORES、売れたらShopifyへ引越し」というステップアップも賢い戦略の一つです。あなたのビジネスの成長フェーズに合わせて、最適なプラットフォームを選んでください。
※本記事の料金・手数料等の情報は2025年12月時点のものです。最新の情報は各サービスの公式サイトにてご確認ください。

