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メルマガでリピーターを増やす!Shopifyメール機能の活用術
「毎日SNSで宣伝しているのに、なかなか2回目以降の購入につながらない……」 「広告費ばかりがかさんで、利益が残らない……」
多くのネットショップ運営者が抱えるこの悩み。解決のカギは**「既存顧客(リピーター)へのアプローチ」**にあります。
新規顧客を獲得するためのコストは、既存顧客に販売するコストの5倍かかると言われています(1:5の法則)。つまり、ECサイトの収益性を高めるためには、一度購入してくれたお客様といかに関係を続け、ファンになってもらうかという CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理) の視点が欠かせません。
そこで最強の武器となるのが、Shopifyが提供する純正アプリ 「Shopify Email(Shopify メール)」 です。今回は、この機能を最大限に活用し、メルマガを通じてリピーターを増やすための具体的な戦略を解説します。
なぜ今、ネットショップに「Shopify メール×メルマガ」戦略が必要なのか
SNS全盛の時代に「えっ、今さらメルマガ?」と思われるかもしれません。しかし、ECサイトにおいてメールマーケティングは、依然として最も投資対効果(ROI)が高い施策の一つです。
TIP
特に「Shopify メールの自動化」「Shopify メール 開封率 改善」「Shopify メール CRM」といったキーワードで検索するユーザーは、スモールチームで成果を出したいというニーズを持っています。このページではそうしたニーズに応えるべく、テンプレート・数値・次のアクションを明示しています。
1. プッシュ型のアプローチができる
SNSはユーザーがタイムラインを見に来てくれないと情報は届きませんが、メールはこちらから直接お客様のボックスへ情報を届けることができます。
2. 顧客ランクに合わせた配信(CRM)が可能
すべてのお客様に同じ内容を送るのではなく、「初回購入者」「優良顧客」「しばらく購入がない顧客」など、お客様の状態に合わせてメッセージを変えることで、高い反応率を引き出せます。これこそがECサイトにおけるCRMの基本です。
3. Shopify メールなら連携がスムーズ
Shopify純正アプリであるため、顧客データや商品データが最初から連携されています。「先月この商品を買った人」といった細かいセグメント(区分け)も、複雑な設定なしですぐに実行できるのが大きな強みです。
Shopify メールの基本機能とメリット(自動化・分析・KPI)
具体的な活用術に入る前に、Shopify メールの特徴を簡単におさらいしましょう。
圧倒的なコストパフォーマンス: 毎月10,000通までは無料で送信できます。これを超えても、1,000通あたりわずか1ドル(変動あり)程度と、他のメール配信サービスと比較しても非常に安価です。
ノーコードで美しいデザイン: ドラッグ&ドロップの直感的な操作で、ブランドイメージに合ったプロ仕様のメールが作成できます。商品画像もShopifyの管理画面から直接読み込めるため、画像のアップロードの手間も省けます。
効果測定が簡単: 開封率、クリック率だけでなく、「そのメール経由でいくら売れたか(コンバージョン)」が管理画面で一目瞭然です。
自動化トリガーを設定すれば、初回購入やカート放棄・誕生日などのイベントに応じてメールを自動送信でき、チームの工数を増やさずにCRMを回せます。送信結果はダッシュボードでKPIごとにグラフ化されるため、「Shopifyメールの開封率改善」「Shopifyメールのクリック率改善」を仮説検証するサイクルも組み立てやすいです。
【実践編】リピーターを増やすための4つのメールシナリオ
ただ闇雲に「新商品が出ました!」と送るだけでは、リピーターは増えません。お客様の心理状況に合わせたタイミングと内容が重要です。Shopify メールを使って実装すべき、鉄板の4つのシナリオをご紹介します。
1. 初回購入直後の「サンクスメール+α」
お客様の熱量が最も高いのは、商品を購入した直後と、商品が手元に届いた瞬間です。 通常の注文確認メールとは別に、ブランドの想いや「購入してくれてありがとう」という感謝を伝える特別なメールを送りましょう。
- オススメのサンクスメール例
- ブランドストーリーや創業者のメッセージ。
- 商品のこだわりポイントや、おすすめの使い方ガイド。
- 次回使える5〜10%OFFクーポン(2回目の購入ハードルを下げる最強の施策です)。
- 送信タイミング: 注文後すぐに、Shopify メールの自動トリガーを活かして平均開封率30%前後を目指す。
- 件名例: 【〇〇様へ】ご注文ありがとうございます+次回使えるクーポン付き
堅苦しくない言葉遣いとブランドらしさを両立させると、2回目購入率が10%向上したショップもあります。このタイミングで「レビュー投稿のお願い」を同封すると、レビュー獲得による信頼獲得も同時に進みます。
2. 商品到着後の「フォローアップメール」
商品が届いてから数日〜1週間後に送るメールです。「商品は無事に届きましたか?」「使い心地はいかがですか?」とお客様を気遣うことで、売りっぱなしではない安心感を与えます。
- CRM的視点: ここで商品のレビューをお願いするのも効果的です。レビューを書くという行為は、顧客自身が商品への愛着を再確認するプロセスになり、リピーター化を促進します。ただし露骨なレビュー誘導は逆効果となりやすいので注意しましょう。
- フォローアップの目的を明確にしておけば、Shopifyメールの自動化のシナリオ内でステータスを切り替えながら開封率25%・クリック率4%を安定して記録できます。
3. 顧客を呼び戻す「ウィンバックメール」
「以前はよく買ってくれたのに、最近半年くらい購入がない……」。そんな休眠顧客を呼び戻すためのメールです。Shopifyの顧客管理画面で「最後の注文から○日以上経過」というセグメントを作成して配信します。
件名の工夫: 「〇〇様、お久しぶりです」「【特別なお客様へ】お元気ですか?」など、パーソナライズされた件名で開封を促します。
オファー: 「お帰りなさいクーポン」や、過去の購入履歴に基づいた「あなたにおすすめの新商品」を提案します。
- 送信タイミング: 最終購入から60日〜90日以内。Shopifyのセグメントで「直近90日以内に購入がないが、累計5万円以上購入」などの絞り込みで精度を高めましょう。
- 効果指標: 開封率27%、クリック率5%以上、再購入率8%以上が狙い目。
ウィンバックメールの指標
業界のレポートなどを読んでいると、開封率は大体20%から30%弱に落ち着き、クリック率は数%から20%弱と幅があり、再購入率は数%から10%程度です。再購入率8%はかなり高い水準となります。
4. 優良顧客限定の「VIPメール」
リピーターの中でも、特に購入頻度や購入金額が高い「ファン」のお客様には、特別扱いが必要です。
内容のヒント:
- 一般公開前のシークレットセールの招待。
- 新商品の先行予約権。
- VIP限定のイベント案内。
効果: 「自分は特別に扱われている」という選民意識が、ブランドへのロイヤリティを強固にします。
読まれるメルマガにするための3つのポイント(開封率・クリック率アップ)
Shopify メールで配信設定をする際、以下のポイントを意識するだけで、開封率やクリック率が劇的に変わります。
Point 1. 件名(Subject)に命をかける
メールボックスの中で、お客様が最初に目にするのは「件名」です。ここで興味を惹けなければ、中身がどれほど素晴らしくても読まれません。
TIP
- 悪い例: 12月のニュースレター
- 良い例: 【明日まで】〇〇様へ、人気No.1商品が再入荷しました!
具体的で、緊急性があり、自分に関係があると思わせる件名を心がけましょう。
Point 2. スマホでの見え方を最優先する
現在、ネットショップの閲覧やメールの確認は7〜8割がスマートフォンです。PCで作成していると忘れがちですが、Shopify メールのプレビュー機能を使って、必ずスマホでの表示崩れがないか確認してください。長文すぎるテキストは避け、画像とボタン(CTA)を効果的に配置しましょう。
TIP
プレビュー機能を使ってスマホ表示を確認し、画像とCTAが重ならないこと、テキストが短すぎず読みやすいことを必ずチェックしましょう。
Point 3. 必ず「CTA」を設置する
CTAとは「Call To Action(行動喚起)」のことです。メールを読んだ後、お客様にどうして欲しいのかを明確にします。 「詳しくはこちら」「今すぐ購入する」「クーポンを取得する」といったボタンを目立つ色で配置し、ショップへの導線を太くしましょう。
TIP
CTAの設置はShopify メール 開封率だけでなく、クリック率と直販効果(売上)にも直結します。ボタンは1通につき1〜2個に絞り、文言は「〇〇をチェック」「〇〇を受け取る」のように具体的なアクションを示すと効果的です。
データを見て改善を繰り返す(PDCA)
Shopify メールの強みは、結果が数字で見えることです。配信後は必ず以下の指標をチェックしましょう。
| 指標 | 目安 | 対策 |
|---|---|---|
| 開封率 | 20〜30% | 件名や配信時間帯を見直す。 |
| クリック率 | 2〜5% | 本文の内容、画像の魅力、ボタンの位置を見直す。 |
| 解除率 | 0.5%以下 | 配信頻度が多すぎないか、内容が有益か確認する。 |
「今回は開封率が悪かったから、次は件名に具体的なメリットを入れてみよう」といった仮説と検証を繰り返すことで、あなたのショップだけの勝ちパターンが見つかります。 ShopifyのダッシュボードからCSVをダウンロードし、Excelやスプレッドシートで「件名別」「曜日別」などに切り分けて比較すると、改善余地が明確になります。詳しくはECデータ活用の基礎をご覧ください。
まとめ:Shopify メールで「接客」をしよう
ネットショップにおけるメルマガは、単なる宣伝ツールではなく、**デジタル上の「接客」**です。
実店舗で馴染みのお客様に「あ、〇〇さん!ちょうどお好きそうな新作が入ったんですよ」と声をかけるように、Shopify メールを使ってお客様一人ひとりに語りかけてみてください。
- Shopify メールをインストールする(まだの方は今すぐ!)
- まずは「初回購入者へのサンクスメール」を自動化する
- 月に1回、リピーターへ向けたニュースレターを配信する
この3ステップから始めるだけで、ECサイトのCRM施策は大きく前進します。リピーターが増えれば、広告費に依存しない安定したショップ運営が可能になります。ぜひ今日から、Shopify メールを活用してファン作りを始めてみましょう。

